STANDARD / v0.1 2026年11月

家じまいを頼む業者の基準

見積もりを頼む前に、家族が自分で確かめられることを5つにまとめました。この基準は業者を順位づけするためのものではありません。満たしていれば、どの業者も同じように扱います。

5つの基準

項目満たしている状態家族の確かめ方
1 許可と提携家庭から出る物を運ぶ「一般廃棄物収集運搬業」の許可を自社で持っているか、許可を持つ業者との提携関係を説明できる。買取をする場合は古物商の許可番号を示している。許可番号と、許可を出した自治体名を聞く。京都市は許可業者の一覧を公開しています。「産業廃棄物」の許可だけでは、家庭の不用品は運べません。
2 料金の表示作業費・処分費・車両・人員・追加作業の料金の目安を、ウェブサイトや店頭で示している。追加料金がかかる条件を書いている。「一式◯円」だけの表示になっていないか。間取りや物の量で、どこから値段が変わるかを聞く。
3 見積書訪問見積もりが無料か有料かを事前に伝える。作業・処分・買取・追加の条件を分けた内訳を、書面で出す。見積書を紙かデータで受け取る。ほかの業者と比べてよいと言われるか。その場での契約を急がされないか。
4 解約の決まりキャンセル料がいつから・いくらかかるか、作業後に追加の請求をしない条件を、契約前に書面で示す。キャンセル料の発生日と金額を確かめる。自宅で結んだ契約は、クーリング・オフの対象になる場合があります。迷ったら消費生活センターへ。
5 託せる物の扱い写真・手紙・貴重品・仏壇などの扱いを作業前に家族と決め、見つかった物を返す手順がある。まだ使える物を、買取・寄付・地域の人へ渡す道を持ち、行き先を説明できる。「捨てないでほしい物」を事前に伝える欄や時間があるか。買取額が見積もりと別に書かれているか。

困ったとき・迷ったときは、京都市消費生活総合センター 075-366-1319(平日9〜17時)、土日祝は消費者ホットライン 188 へ。

業者のみなさまへ

まじめに仕事をしている業者ほど、価格の安さだけで比べられがちです。この基準は、説明を尽くしている業者がきちんと選ばれるための物差しです。

  1. 送っていただくもの:許可番号(一般廃棄物・古物商)または提携先の説明、料金の目安を載せたページや資料、見積書の見本、キャンセルと追加請求の決まり、託せる物・見つかった物の扱いの手順。
  2. 確かめたあと:5項目を満たしていれば、区ごとの一覧に、許可などの客観的な情報と一緒に載せます。順位や「おすすめ」はつけません。
  3. 満たしていない項目があるとき:名前を挙げて批判することはありません。基準を満たさない業者も、許可などの公的な情報は同じように扱います。
  4. 費用:初年度の参加は無料です。勉強会や業者どうしの提携の場を始めるときに、定額の会費をご相談します。成約数で変わる手数料はいただきません。

この基準の育て方

v0.1 は最初の版です。業者・相談窓口・ご家族からの意見を受けて、版を重ねます。変えた点と理由は、このページで公開します。

版の履歴:v0.1(2026年11月)初版